宮崎学会の感想

5月27ー29日に開催された宮崎学会は、波乱がありました。

前日の夜の便で宮崎入りするため、助教の先生方と中部国際空港に向かって搭乗手続きをする直前に、ポスターを大学に忘れたことを思い出しパニックになりました。

幸い、27日当日の朝に宮崎入りする院生の方に持ってきてもらえることになり、無事発表できました。自分のポスターを忘れるとは、我ながら呆れました。気のゆるみでしょうか。。。

この理学療法学会はポスター発表でも座長がおり、時間を決めて発表する形式です。発表中は多くの方がポスターを取り囲んで発表を聞いて頂き、発表後も数名の方から質問を受けました。面白いといって頂けて、発表時の緊張もほどけました。

今回の学会の収穫は、「運動学習」についてのセミナーです。運動がM1領域だけではなく多くの領域が関わっているということを、わかりやすく説明していただけました。基礎研究はやはりM1に注目して解析しますが、リハビリテーションは動くだけではだめで、目的動作ができなければいけないと考えると周辺運動野も戦略的に解析対象に含める必要があると感じました。今後知識を深めて研究方法を考えたいと思いました。またBMIについて慶応義塾大学の里宇先生の講演がやはり面白かったです。すでに実用段階のもとがあり、今後のリハビリテーションを大きくかえる起爆剤になるように感じました。この分野の勉強も必要だと感じました。